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このページでは、各販売管理システムの概要についてご紹介しています。販売管理システムは、業界別でそれぞれ異なった特徴を備えているので、フル活用するためには自社の業種に適したシステムを導入する必要があります。
食品業向けの販売管理システムは、商品管理・在庫管理などにおいて効果を発揮するシステムです。見積書発行・見積履歴管理などのシステム搭載により、見積もりにかかる時間を大幅に短縮できるのが持ち味。また、ただ管理をしてくれるだけでなく、見積決定分析の機能も搭載されているので、心強いサポートをしてくれます。
膨大な商品を管理する食品業に向けられたシステムだけあり、在庫管理機能が充実しているのもポイント。今どの倉庫にどの商品がどれだけ保管されているかがすぐに把握できるほか、システムを利用した倉庫間の商品移動指示も出すことができます。
サービス業向けの販売管理システムは、契約の漏れを防いだり、会計処理におけるヒューマンエラーのリスクを軽減したりしてくれるのが持ち味です。月別・プロジェクト別といった多種多様な売り上げ予定を、リアルタイムで確認できるようになったのがポイント。これにより、今の会社の総合的な売り上げがどうなるかをすぐにチェックできるようになります。
また、サービス契約は契約の締結前からシステムに登録可能であり、契約開始日になると同時に受注伝票を生成してくれるのが特徴です。金額が確定したら遡っての修正も可能なので、請求の漏れを防ぐ効果が期待できます。
アパレル業向けの販売管理システムは、各店舗間のコミュニケーションを密にできる機能が備わっていたり、在庫管理をしやすくしてくれたりするのが持ち味です。店舗が散らばっているアパレルならではの特徴を理解したシステムとなっており、トップページでの情報共有がしやすい設計になっているのが持ち味。社内に一体感を持たせる効果も期待できます。
また、発注・仕入れ・請求・入金・売掛の計上をシステムで管理してくれるのもポイント。これまで個人個人が管理する形態だったのであれば、ミスの軽減や作業の効率化に役立つでしょう。
流通・運送業向けの販売管理システムは、各拠点のデータ入力を一つのシステムに集約できるほか、業界ならではの荷主別・車両別のみなし日次収支にも対応しているのが持ち味です。配車・請求・支払い・実績入力など、流通・運送業ならではのデータ入力を、1つのシステムで集約できるので、二重入力やデータ紛失のリスクを軽減できます。
また、システムによってデータを一括管理できるようになれば、従業員があらゆるデータを参照できるようになり、属人化を防げるというメリットも。そのほか精度の高い収支管理もシステムが実現してくれるので、あらゆる面において会社としての精度をアップしていけます。
医療・介護業向けの販売管理システムは、ハンディターミナルとの連携による検品作業の効率化や、在庫管理機能によって適切な商品管理ができるようになるのが持ち味です。ハンディターミナルの導入によって、伝票や現物を一つひとつチェックする検品作業は必要なくなるため、稼働短縮につながるのは間違いありません。
また、病院への商品委託やメーカーからの商品借り入れで、商品の所在があやふやになったときにも、販売管理システムで検索すれば、商品がどこにありどのような状態となっているか、すぐに確認ができます。これまでは人力に頼っていた部分をシステム化することで、高い効率化が実現可能です。
販売管理システムを導入するうえで、気になるのがコストとサポート力。
ここでは、初期費用が1万円以下、無料トライアルがある、困ったときの電話サポートに対応しているかどうかを基準に4社を選出し、初期費用、最安プランの月額費用とそして公式HPにある導入業種で比較してみました。
システム名 |
月額費総額
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導入業種
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---|---|---|
flam |
21,010円
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スマイルワークス |
49,500円
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弥生 |
29,920円
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glan system |
40,000円
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※上記は、2021年10月11日で調査した情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。