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このページでは、流通・運送業界向けの販売管理システムについてご紹介しています。流通・運送業向けの販売管理システムは、各拠点のデータ入力を一つのシステムに集約できるほか、業界ならではの荷主別・車両別のみなし日次収支にも対応しているのが持ち味です。そのほか、システムの気になる特徴についてもご紹介しています。
流通・運送業は、受注やそれに伴う配車・請求・支払い・実績入力など、さまざまな業務が発生します。これらの業務をバラバラに管理していると、確認漏れによってトラブルに発展してしまう恐れがあります。流通・運送業向けの販売管理システムを導入すれば、こうした業務を一つのシステムで一括管理できるようになるので、トラブル防止に役立つのは確実です。
各業務を担当している従業員への負担がほとんどかからないのも、システムのポイント。従業員それぞれが各自データ入力さえしてくれれば、システムの方で全てのデータを管理してくれます。これにより、データの二重入力やデータ紛失といったリスクを減らせるようになるでしょう。
販売管理システムを導入すれば、さまざまな業務におけるデータ入力を統一化できるだけでなく、会社に所属する多くの従業員がすべてのデータに対応できるようになります。今まではデータ入力の操作・運用が属人化してしまっており、誰かが欠けると業務が回らないというケースがあったかもしれません。
しかし、入力方法が統一されている販売管理システムがあれば、そうした属人化からの脱却も可能であり、各業務を標準化できる可能性も上がります。また、一つの管理システムを使用することで、これまではバラバラだった各拠点の統一化が図れ、効率がグッとアップする結果につながるでしょう。
流通・運送業向けの販売管理システムでは、売上・経費の詳細がデータ化できるのも特徴です。これにより、日次収支を正確に把握できるようになり、経営判断を正しく行うサポートになるでしょう。
また、流通・運送業ならではの荷主別・車両別などのみなし日次収支についても対応しており、しっかり可視化できるようになっています。これは基本的な会計システムでは対応できない部分のため、大きな強みです。日次レベルの収支管理においては、直接発生した原価はもちろん、車両原価・輸送原価・本部経費についても加味した原価管理をしてくれるので、精度の高い収支管理が実現できます。
汎用機システムを社の運用システムに合わせて開発したいC社は販売システムを導入。かねてから物流のスピードが要求されるため、大量の受注処理のレスポンスを手際よく行いたいと悩んでいました。
倉庫の運用に対しても、商品が同一のものとバラのものとが入り交じり、在庫管理が煩雑になっていました。一括で在庫の引き当てをしたり、他の倉庫から自己の補充をしたりしたいと悩んでいたC社。
販売管理システムを導入したことでパッケージの機能を最大に活用し、運用のカスタマイズを最適化することができました。検品システムを利用して、ラベルを手際よく発行し、取引先ごとに発注できる仕組を再構築しています。
倉庫の配置に関しても出荷予定の倉庫の変更が容易になり、倉庫の出荷予定の指示書を作成する機能が新たに追加されました。
レガーシステムからの移行に悩むD社は販売システムを導入。D社はアパレル系特有とされる色番お品番管理の運用を実現しなくてはならず、管理方法に悩んでいました。
オンラインデータでの取り引きが主流となった現代において、取引の注文には柔軟かつ迅速に対応しなくてはなりません。そこで、業務使用に重きを置いて開発された販売管理システムの導入を決意。色番の品番管理ができるよう独自にシステムをカスタマイズし、無事対応することに成功しました。
オンラインのデータ取引はデータを連結することで解決。作業の手間も減りました。作業の進捗管理も把握し易くなったことで作業効率もアップしました。
販売管理システムを導入するうえで、気になるのがコストとサポート力。
ここでは、初期費用が1万円以下、無料トライアルがある、困ったときの電話サポートに対応しているかどうかを基準に4社を選出し、初期費用、最安プランの月額費用とそして公式HPにある導入業種で比較してみました。
システム名 |
月額費総額
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導入業種
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flam |
21,010円
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スマイルワークス |
49,500円
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弥生 |
29,920円
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glan system |
40,000円
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※上記は、2021年10月11日で調査した情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。