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販売管理システムには大きく分けるとクラウド型とパッケージ型があります。初期費用が控えめで導入しやすいクラウド型とオフラインでも利用できるパッケージ型の違いやメリット・デメリットを解説、オススメ会社を紹介します。
ネット環境とパソコンがあれば導入できるクラウド型の販売管理システム。メリットとしては、まず拡張性の高さがあげられます。顧客管理や営業活動管理、会計管理などと連携することができます。
また、サービスを提供している会社が常に最新の状態にアップデートし、セキュリティ対策を行っているので、自社で管理する手間と費用はかからないこともメリットです。
デメリットは、サービスを提供している会社に自社の顧客情報や販売情報などを預けることになるので、セキュリティ対策や信頼できる企業であるかが課題となってきます。
通信障害やシステムの安定性など、トラブルがあった場合にどのような対応をしてくれるのかも確認しておきたいポイントです。
パッケージ(ソフト)型の販売管理システムでは、ダウンロードまたはパッケージ化されたソフトをインストールして利用します。メリットはオフラインでも使用できるので、通信障害が起こった場合でも社内でシステムを稼働させて業務を行うのが可能なことです。
他には、業種や業態に特化したタイプが多く販売されているため、必要な機能がついているシステムが探しやすくなっています。また、自社の業務内容に合わせてカスタマイズしたり外部ツールと連携したりすることもできます。
デメリットは、サーバーの導入が必要な場合は初期費用が高額になることです。ソフトウェアライセンスを更新しなければならないケースも多く見られますので、その費用も必要となります。
これは基本機能に加えて、企業のニーズに合わせてカスタマイズが可能です。
それぞれの業界の独特な要求に合わせた機能を提供します。
例えば、流通・運送業用システムでは、
受注やそれに伴う配車・請求・支払い・実績入力など
業務を一つのシステムで一括管理できるようになります。
自社の業務内容や業界の特性に合わせて、
最適なシステムを選択することができるでしょう。
販売管理システムを導入するうえで、気になるのがコストとサポート力。
ここでは、初期費用が1万円以下、無料トライアルがある、困ったときの電話サポートに対応しているかどうかを基準に4社を選出し、初期費用、最安プランの月額費用とそして公式HPにある導入業種で比較してみました。
システム名 |
月額費総額
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導入業種
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flam |
21,010円
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スマイルワークス |
49,500円
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弥生 |
29,920円
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glan system |
40,000円
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※上記は、2021年10月11日で調査した情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
※公式HPの導入事例より
2021年10月11日時点で調査した情報をもとに作成しています。
※1カ月の無料トライアル期間があるため、「電話サポート」が不要になるケースもあり。
「0.1秒でも早く!」をコンセプトに、ネット回線経由とは思えない高速レスポンスを実現。口コミ評判にもあるように、クラウドシステムにもかかわらず、直感的で快適なスピード感での処理が可能です。
販売管理システムの初心者でもわかりやすい画面設計もポイント。どの作業をとっても見やすいUI/UXになっており、OSやブラウザにも依存しません。ファンクションキーや、スペースキーなどのフルキーボードでの入力もサポート。マネーフォワード会計との連携も可能で、東急ハンズをはじめ、多くの大手企業に選ばれています。
細かなニーズにあわせたカスタマイズにも柔軟に対応。カスタマーサポートセンターが詳細をヒアリングのうえ、適したシステムを提案。「プレミアムプラン」であれば、ほぼその企業専用の販売管理システムを作り上げることも可能です。
統計資料、検索機能などのアップデートは全て自動で行われ、更新やインストールの作業は一切不要です。税制改定などの法令改定にも無償で対応してくれます。
運営会社 | 株式会社フリップ ロジック |
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所在地 | 香川県高松市新北町 11-2 |
設立 | 2005年 |
※2021年10月11日時点で調査した情報をもとに作成しています。
大きな特徴のひとつが、プロジェクト別に収支管理ができること。売上・仕入をはじめ、経費や人的コストも一元で管理し、リアルタイムでプロジェクトの状況が把握できます。
売上伝票などのデータを会計システムに連動させることも可能。設定したパターンで自動仕訳するので、打ち直しの必要がなく、効率的に作業できます。プロジェクトにかかわる受注額・売上額・原価など各種関連帳票の自動発行も、便利と評判です。
ユーザーに好評な機能のひとつがEDI(電子帳票送受信機能)。これまでFAXやメールで行っていた帳票(見積書・発注書・注文書・納品書・請求書など)の送付をデータ化したもので、取引先とのやり取りをクラウド上で行うことができます。
送付という作業自体が不要になるため、誤送信やパスワード設定などのミスも防げるという利点も。取引先もスマイルワークスFreeの無料プランで招待できるため、導入のハードルは低いと言えるでしょう。
2021年10月11日時点で調査した情報をもとに作成しています。
運営会社 | 株式会社スマイルワークス |
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所在地 | 東京都千代田区神田猿楽町2-8-16平田ビル7階 |
設立 | 2003年 |
※2021年10月11日時点で調査した情報をもとに作成しています。
会計ソフトとして知名度の高い「弥生」も、クラウド型に対応。銀行明細、クレジットカードなどの取引データ、レシートや領収書のスキャンデータやスマホアプリで撮影したデータを自動仕訳し、入力と仕訳の手間を省きます。
簿記や会計の知識が不十分でも、簡単に使いやすい機能を搭載。画面も見やすく、経営管理のレポートなどもグラフ化されており、すぐに状況を把握できます。WindowsでもMacでも使える利便性も好評。
弥生のクラウドプラットフォームは「Microsoft Azure(マイクロソフト・アジュール)」を採用。様々なリスクからPCを守る徹底したセキュリティ体制で顧客情報を管理します。ウイルス、マルウェアといった対策保護はもちろん、侵入検出システム、侵入予防システム、サービス拒否攻撃などの予防も徹底。セキュリティエンジニアで構成される専門チームが24時間365日稼働し、安全な運用をサポートしてくれます。
2021年10月11日時点で調査した情報をもとに作成しています。
運営会社 | 弥生株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区外神田 4-14-1 秋葉原 UDX 21F |
設立 | 2007年 |
※2021年10月11日時点で調査した情報をもとに作成しています。
利用者に配慮した使い勝手の良さが大きな特徴。フォームでは見積・受注・発注・仕入・売上・出荷・返却・廃棄など10の業務項目に分かれ、それぞれの業務に適したシンプルな入力画面を用意しています。
納品先・得意先・配送先といった情報を紐付けしてマスターに登録できるため、その都度伝票を入力する必要がありません。伝票の明細を登録する際は製品型番などの情報をバーコードから引き出し、正確に素早く入力することができます。
最新の在庫情報と適正な在庫数をリアルタイムでチェックできるのも、glan systemの大きな強み。倉庫や納品先ごとに製品型番・ロット番号・有効期限・出荷期限を管理できるだけでなく、過去の在庫情報や在庫元帳も確認も可能で、物品の流れをトータルで把握できます。
また、預け在庫/預かり在庫にも対応。自社販売の在庫はもちろん、委託販売の在庫も所有者を含めて、常に管理できるため、取引先との情報共有もスムーズに行えます。
※口コミはありませんでした。
2021年10月11日時点で調査した情報をもとに作成しています。
運営会社 | オペレーションシステム・ソリューションズ株式会社 |
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所在地 | 東京都渋谷区上原3-6-6 オークハウス102号 |
設立 | 2010年 |
クラウド型とパッケージ(ソフト)型の違いは、他社のシステムを借りるのがクラウド型。自社で運用して資産となるのがパッケージ型です。この違いによって、バージョンアップに必要な費用が大きく変わります。
パッケージ型はバージョンアップの度に多くの費用がかかりますが、クラウド型は毎月の利用料にバージョンアップの費用が含まれているケースが多くなっているのです。クラウド型かパッケージ型かで迷った時はこの点も考慮します。
総合的に判断すると、更新・拡張性が高く、費用も低く抑えられるクラウド型が現在の主流と言えるでしょう。実際多くの販売管理システムがクラウド化されています。
販売管理システムを導入するうえで、気になるのがコストとサポート力。
ここでは、初期費用が1万円以下、無料トライアルがある、困ったときの電話サポートに対応しているかどうかを基準に4社を選出し、初期費用、最安プランの月額費用とそして公式HPにある導入業種で比較してみました。
システム名 |
月額費総額
|
導入業種
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---|---|---|
flam |
21,010円
|
|
スマイルワークス |
49,500円
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弥生 |
29,920円
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glan system |
40,000円
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※上記は、2021年10月11日で調査した情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。