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販売管理システムをゼロから構築できるのがスクラッチ開発です。パッケージ・クラウド型とは異なるメリットがありますが、デメリットもあります。スクラッチ開発のメリット・デメリットと合わせて、導入に向いている企業の特徴を解説します。
販売管理システムをスクラッチ開発するメリットはカスタマイズ性の高さです。
企業のニーズにあわせて柔軟に機能設定ができるため、より自社の業務形態に合ったシステムが開発できます。ゼロからシステムを構築することで、既存の販売管理システムの中からは見つけ出せなかった、自社に適したものを導入できるでしょう。また、既存のものから選び出す手間も省けます。
効率的に企業の求める販売管理システムを導入できるのが、スクラッチ開発のメリットです。
販売管理システムをスクラッチ開発するデメリットはコストがかかることです。
自由度の高いシステムを構築できるものの、システム開発者が離脱してしまうとシステムの維持や変更が難しくなってしまう傾向があります。また、メンテナンスが必要になる場合もあるでしょう。
長期的に運用する場合、担当者を確保し続けるコストだけでなく、メンテナンスやサポートにかかるコストも必要です。
販売管理システムをスクラッチ開発するのに向いている企業には以下の特徴があります。
販売管理システムをパッケージ・クラウド型でおこなうのに向いている企業は以下の特徴があります。
スクラッチ開発のメリットは、ニーズに合わせて自由に販売管理システムを構築できることです。しかし、システム開発や機能変更、メンテナンスなどコストがかかります。独自性のあるシステムや機能の変更をおこないたい企業に向いているといえるでしょう。
しかし、販売管理システムをゼロから構築する必要がない企業にとっては不要な要素が多くなるかもしれません。その場合、パッケージ型やクラウド型の導入も選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか。
販売管理システムを導入するうえで、気になるのがコストとサポート力。
ここでは、初期費用が1万円以下、無料トライアルがある、困ったときの電話サポートに対応しているかどうかを基準に4社を選出し、初期費用、最安プランの月額費用とそして公式HPにある導入業種で比較してみました。
システム名 |
月額費総額
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導入業種
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flam |
21,010円
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スマイルワークス |
49,500円
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弥生 |
29,920円
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glan system |
40,000円
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※上記は、2021年10月11日で調査した情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。